森林セラピーとは科学的に検証された「森林浴効果」をいいます
始めて森林セラピーと言う言葉を知ったのは、10年程前のこと。ある秋のブナ林の綺麗な日、私が窓越しに外のぶなの紅葉を見ていると、妻が新聞を持って来て「森林セラピーって知ってる？」と聞いてきました。森林浴と言うのは知っていても森林セラピーと言うのは聞いた事が無かったので「森林セラピー？なにそれ？」と素直に聞き直しました。森林浴については、玉原高原に越して来てすぐ、「植物の不思議な力 フィトンチッド」って言う本を読んだのでとても興味を持っていて、植物、特に森の樹木がフィトンチッドと言う揮発性の物質を放出していて、それが不思議な事に人間の健康に良い効果を与える、と言う事を知っていました。
「森林セラピー？森林セラピー、セラピーって言うんだから、何かの治療なの？」と聞きながら妻から渡された新聞を読むと、おおよそ次のような記事が載っていました。
森林セラピーとは
森には人間の健康に良い影響を与える癒し効果がある事は昔から知られている。
その癒し効果は、樹木が放出する揮発性芳香物質、フィトンチッドの持つ、いわゆる森林浴効果だけにとどまらず、
森の癒し効果
森林セラピー(R)とは、科学的に検証された「森林浴効果」をいいます. |
| 森林浴が体に良い事は昔から知られておりました。近年、医学的な測定技術の進歩によってそれが科学的に実証されるようになってきました。NK細胞の増加やストレスホルモンの現象が裏付けられて来たのです。 森林セラピーとは、森林でのリラクゼーション効果によって健康の増進や疾病の予防を行う事を目指すものです。 2009年、第一回の資格検定が森林セラピーソサエティにより行われ、初代森林セラピストが全国に認定されました。 ペンションラポールのオーナーである私も、晴れて森林セラピストを名乗れる事となりました。 |