ラポールから三十分、約8Kmで迦葉山 弥勒寺です。天狗のお山として知られております。
開創は嘉祥元年(848年)と言いますから、今から1156年前になります。
そののち、康正2年(1456年)、六百年続いた天台宗から曹洞宗に改宗しました。
その頃、 天巽慶順に師事していた中法(峯)という修行僧が、「吾、迦葉尊者の化身にて己に権化化業は終わったよって今後は永くこの山に霊し末世の衆生の抜苦与楽せん」、ちょっとややこしいですが、「私はお釈迦様の生まれ変わりだ。生まれ変わって、やるべきことはやったので、これからはこの山に宿り、人々の幸せを祈ろう」と言うようなことをおしゃって、案山峰より昇天され、その後に天狗の面が残されていたと言われています。
そのお面かどうかは知りませんが、迦葉山龍崋院弥勒寺には、中峯尊者をまつる堂があり、大小色々な天狗面や羽団扇が奉納されています。
弥勒寺の少し詳しい説明 |