2|こんな時間を過ごします
このプログラムでは、決められた順番どおりに何かをこなしていく、というよりも、その日の森、その人の状態、話していることを見ながら、一緒に時間をつくっていきます。
ただ、全体としては、だいたいこんな流れになります。
森へ行く
まず、森へ入ります。
何かを感じなければならないわけではありません。
何か特別なことを考えなければならないわけでもありません。
ただ、ゆっくり歩く。
大きな樹を見る。
時には立ち止まる。
そして足元を見る。
森へ入るのに、特別な目的はいりません。
その人のペースで、森の時間を過ごします。
歩きながら、話す
森では、向かい合って座ったり、そして、横に並んで歩きながら話したりします。
同じ方向を見て、同じ森の中を歩きながら話す。
すると、向かい合って話すときとは少し違う言葉が出てくることがあります。
そこで、こんな問いを投げかけます。
もし、何でもできるとしたら。
どんな未来を実現したいですか?
今できるかどうかは、まだ考えません。
どうやって実現するかも、まだ考えません。
まず、その未来を想ってみる。
そして、歩きながら話してみる。
ときには、目を閉じて歩く
森の中では、ブラインドウォークを行うこともあります。
目を閉じて歩いてみると、音や風、地面の感触など、普段とは違うものに気づくことがあります。
どんな体験なのかは、このあとでもう少し詳しく紹介します。
森から、ラポールへ戻る
森での時間が終わったら、ラポールへ戻ります。
そこで終わりではありません。
宿泊する場合は、食事をする。
お風呂に入る。
必要なら、また話す。
でも、答えを出すために夜遅くまで話し続ける必要はありません。
むしろ、
分からないものを、分からないままにしておく時間
も大切にしたいと思っています。
そして、その問いを持ったまま眠る。
朝、もう一度想ってみる
宿泊の場合は、翌朝があります。
昨日、森で考えたこと。
話したこと。
まだ答えの出ていない問い。
それを一晩そのままにして、朝になったら、もう一度自分に返してみる。
答えが変わっているかもしれません。
変わっていないかもしれません。
まだ何も分からないかもしれません。
それでもいい。
一晩置いたあとに、もう一度自分の未来を想ってみる。
これは、宿泊だからこそできる時間です。
日帰りでも参加できます
宿泊しない日帰り参加もできます。
日帰りの場合は、森を歩き、話し、必要に応じてさまざまな体験をしながら、その日の中で自分の未来について考えます。
宿泊とは違って「一晩置いて、朝にもう一度考える」という時間はありません。
その分、限られた時間の中で、その人にとって必要なところに焦点を当てていきます。
どちらが優れている、ということではありません。
今の自分には、どんな時間が合っているか。
そこから選んでもらえればいいと思っています。